営業代行を利用したい場面

営業代行は、単に商品やサービスを販売するというのではなく、それにかかる営業活動の全部、または一部を代行してもらえるサービスです。では、実際にどんな場面で利用されているのでしょうか。まず一つとして、営業職員を採用して教育する時間がない、教育できるリソースがないという場面が考えられます。会社の営業人材が急に退職することになった、新商品を販売することになったが、それに携われる人材がいない、事業が急拡大しニーズがあるにも関わらず、十分な営業部員がいないといった要因は、営業代行を選ぶ大きな理由となるようです。また、事業をスタートさせたばかりで、新規市場開拓の仕方がわからない場合も、営業代行を利用するメリットがあります。

アウトソーシングの種類

営業代行をアウトソーシングする場合、具体的にどんな仕事を依頼できるのかを知っておくと、ニーズにマッチした人材にお願いすることができるはずです。アウトソーシングできる一つの分野が、顧客発掘です。顧客の発掘といっても、やり方はいろいろあります。展示会で見込み客をつかむことや、ネットを利用した集客もあるでしょう。また、すでにある顧客リストを元に電話をして、販売できる見込みが高い顧客を選別することも依頼できるかもしれません。加えて、顧客の育成も依頼できます。顧客の発掘で目星をつけた見込み客とコンタクトを取り、良いタイミングの時に販売できるようにすることです。また、販売につながる商談や交渉、アフターフォローの場面でもできます。

営業代行は、人材コストの削減をすることができたり、即戦力がある人材に営業を任せることができるというメリットがあります。